2008年11月07日

『ICHI』

ICHI スタンダード・エディション [DVD]
綾瀬はるか, 大沢たかお, 中村獅童, 窪塚洋介, 曽利文彦
B001Q2HO46



あの座頭市を若い女、しかも綾瀬はるかでリメイク、という意外性がウリでもありそこが勝負なんだと思う。こういう映画を普段観ないわたしでも、予告での殺陣と、「何斬るかわかんないよ…」という台詞に惹かれてつい観にいってしまったくらいだし。実際、綾瀬はるかは可憐な市をよく演じていたのでは。

そう、その可憐な感じが予想していたのとちょっと違った。可憐という表現には異論もあるだろうけれど、やはり綾瀬はるかちゃんは悲しさや孤独をまとっていても可憐なのだった。男を知っている「はなれごぜ」、ということで、もうちょっとオトナの女としての哀切みたいなものがあるかなと(今思えば)期待しすぎたのだが、やはり彼女は当然のことながら若く可愛いのだった。

「何斬るかわかんないよ、みえないんだからさ」

この台詞を映画の冒頭で言い放ったときが、格好いいー、のピークだったのかも。わたしにとっては。

脚本も、それぞれの伏線とそれの回収が緩慢で少し大雑把な感じを受けた。市と、その探し人と、万鬼(中村獅童)がもっと因縁めいているかのように思いきや、かなりあっさりとしたものだったし、十馬(大沢たかお)のトラウマとその解決も、ちょっと弱い感じ。

そもそも善悪の境目なんか、目がみえてもよくわからないし、もとの「座頭市」もそう単純な勧善懲悪の話ではなかったはず。命が惜しくもないならば自分を襲う男を斬り殺す必要すらないのでは、とまで言うのは、、、少し意地悪だよね。
ラベル:綾瀬はるか
posted by mymble at 16:38| Comment(0) | TrackBack(2) | ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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