2010年06月23日

『オーケストラ!』"LE CONCERT"

軽い小品を観るつもりで楽しめたらいいんじゃないかな、と思いました。

結構突っ込みどころはある訳ですよ。

アンタ、いきなり大胆な行動に出た割にはグダグダですな、とか。

ボロボロの救急車でそんなにあちこちまわって団員集めてたら、救急患者が救えないでしょ!とか。(まあ、ここはどこにいくにもピーポーいってて、笑いどころなんですが。ちなみに、このあたりの下りは、ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけブエナビスタを彷彿とさせました)

ラテン系(?)なはずのフランス人に、「スラブ系って…」と言わせる、にわか団員たちのあまりのいい加減ぶりとか。(この辺りは、ジプシーキャラバン的だったり。いや、ジプシーがいい加減って訳じゃないですよ。)

若きバイオリニストとの関連に何やら秘密がありそう、とひっぱるのだけど、それほど衝撃ってほどでもないかな(といったら意地悪すぎるのかな)とか。

この若きバイオリニストが美しいのだが、バイオリンの弾き方が、特に最初はちょっと撫でてるだけみたいで、物足りなかったり。指揮者の指揮がなんというか、素人ぽかったり。

そもそも、30年ブランクがあって、リハも無しで、演奏が成り立つ訳が無いのだから、そこはまあお話ってことで、という気分が大切かも、です。

それにしても30年という月日を考えると、ロシア人の気の長さとか(なんかそういうスケールの話が結構ある気がする)、自分の敵だったとしても目的の為には手段を選ばず、みたいなしたたかさ、とか。ロシアといってもいろいろな宗教や民族が混在するんだなー、とか。いろいろ思うところがありました。

なんだかんだ言っても、所々、コミカルなシーンがあり、笑いました。にわかマネージャーの共産党の、ロシアなまりフランス語がなんだか完全にはわからないながらもなんか愉快。ロシア流(?)交渉術とか。

そして最後、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲の演奏シーンは、やはり鳥肌もの。周りでは結構涙をふいたり、泣くのをこらえているような気配がありましたよ。
ラベル:音楽映画
posted by mymble at 15:18| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは〜☆

やっと見て来ました。
したたかな楽団員さんたちは、
楽団員さんじゃないほうがメインになってましたね(笑)
空港で、パスポート調達という荒業は
ヒヤヒヤもんでした。(バレルでしょ?ふつう...)

でも、ラストの演奏に乗せて
泣きました、私も...。

ではでは☆

Posted by yutake☆イヴ at 2010年07月22日 13:25
>空港で、パスポート調達
ほんとに!でもあのシーンで、そういうスタンス(コメディ?)で観るのかな?と案外納得できた面もあり。で、そう思って油断(?)していると、最後に持って行かれちゃうんですよね(笑。

日本の新聞記事にニヤリとしました。
Posted by mymble at 2010年07月22日 20:34
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