2010年06月23日

映画レビュー『ブライト・スター〜いちばん美しい恋の詩(うた)〜"BRIGHT STAR"

物語性、みたいなものはほとんど期待できない映画です。正直、観賞後しばらくどうレビューを書けばいいのかよくわかりませんでした。まあ、今もわかりませんが…

イギリスの田舎の風景、紫色の花が咲き乱れる野原、風の抜ける林、そこで出会った若く財産もない一人の詩人と、洋服のデザインを愛し得意とも自負する気の強い娘。健康な頬と意志の強い瞳。世間的にも認められておらず、財産の無い詩人は結婚の申し込みもできない上、死の病に犯されてゆく。


「もう決して恋愛のことは馬鹿にしない。こんなに苦しいものだったなんて…」


愛する人からたった数日手紙の来ないだけで絶望し、手紙が届くと天にも登る気持ちになり常軌を逸してしまう。まして、その言葉は天才詩人によるものであれば。。。

どうも欧米では「詩の朗読」は一つの芸術として定着しているような感があるのだけど、日本にはそれがあまり根付いていないと思うので、そういう点での難しさはあるのかと思いました。

しかし瑞々しい恋愛の悦びと苦しさ、それを彩るキーツの言葉の響きは、観賞後時間が経つ程印象を深めてくるような気すらします。


「ぼくらが夏の三日間を生きる蝶であったなら。平凡な50年を生きるより…」


その3日間を切り取るのが映画なのかな、と。エンドロールで朗読される詩に、ただ浸る、そういう映画もあって良いのかなと思いました。





*******


posted by mymble at 15:26| Comment(2) | TrackBack(2) | ☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは☆

未見作品です〜。
物語性は期待できない^^;とのことですが、
なんだか興味がわきますね〜。

詩の世界に、浸りたいような...
Posted by yutake☆イヴ at 2010年06月28日 19:22
こんばんは☆

なんか、yutakeさんには合いそうな気がするなー、この映画… などと言ってみたりして(笑

あんな言葉で手紙(しかもラブレター)をもらってみたいな、と、こんな女らしさのないわたしでも思いました。
Posted by mymble at 2010年06月29日 21:22
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