2010年10月20日

映画レビュー『ヌードの夜』


ヌードの夜 ニューマスター・デラックス版 [DVD]


秋だから(?)観てみました。本当は、新しい『ヌードの夜』に少し興味があって、その前にこれを観ておこうかと思ったというところ。

まるっきり語彙の貧しい感想を言わせてもらえるならば、クールでウェット、そしてヘビー。実際のところ、かなり引き込まれたのだけど、わたしにはキツすぎて、新作の『ヌードの夜』は映画館は見送ろうかなと思ったのも確か。

紅次郎/村木(竹中直人)の、うらぶれた探偵事務所のうらぶれかたが。昔フィリピン女性が詰め込まれていたという設定の、壁に落書きのある、ネオンのジリジリ言う、雨漏りのするその部屋の荒み方が絵になる。

ナミ(余貴美子)が黒いドレスから下着だけはぎ取って、無表情にソファに横になり、テーブルに足をあげて男を受け入れるその退廃と無感動。

行方(根津仁八)を殺そうとするナミの緊迫。行方の弟分(椎名桔平)の狂気。。。

美しすぎて悲しい幻影。

何事も起きないような平和な映画を好むわたしには…
血液が冷えたままで沸き立つようでした。


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