2010年10月22日

映画レビュー『ハーフェズ・ペルシャの詩(うた)』"HAFEZ"


ハーフェズ ペルシャの詩〈うた〉 [DVD]



何か砂漠の乾いた風を顔に感じるような、ただ意味のわからないけれども美しい響きの詩をきかされたような、おとぎ話のような、そんな映画でした。

舞台がイランということもあり、前提としてわかっていたほうがいいかもしれないことが、不可解なままで、かつ、どうも話が前後しているような。全体に説明はものすごく少ない。というか殆ど無いのです。かといってそれはあまり不快ではなく。

麻生久美子さん(ナバート)は、なにか地元でかなりの権力者の娘という設定なのだけど、これが母親がチベット人で、ハーフだと。イスラムの国イランと、仏教国チベットというのが随分突飛に思えるけど(ここも結局よくわからず)。

主人公たるハーフェズの青年の詩の先生と、ナバートの父である権力者との確執のようなものがあるようなんだけど。。

そもそもハーフェズというのがコーランを暗唱して吟ずるという役割の人だというのも初めて知ったのだけど、どうもかなり相当にそれになるのは大変で名誉なことらしい。それも察するのみ。

ハーフェズの青年とナバートと結婚することになる青年の名前の一致とか。よくある名前なのか、なにか意味があるのか。「鏡の誓願」なる儀式についても、かなり想像力を発揮しつつ。。

砂漠に、風がふいているのです。男たちの民族衣装がはためき、女の衣装もゆれる。壁ごしにコーランを詠み、詩を詠む。水を汲む、ナツメヤシをとる、そして、男たちの水浴びのシーンも繰り返しでてきて何かリズムを感じるのです。服を洗う、文字を書くための鏡を洗う、、、。そして処女たちはハーフェズの誓願のために鏡を拭く。あれは結局7人に達したのだったかしら。

肝心の麻生久美子さんは日本語も話さずに、外国からやってきた、美しく好奇心の強い女を演じていたけれど、もうちょっと美しく撮れたらよかったのに、なんて思ってしまいました。


******


忘れられない花のいろ 麻生久美子のペルシャ紀行 (P‐Vine BOOKs)






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posted by mymble at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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