2008年03月03日

『シネ・シティー鳥瞰図』

シネ・シティー鳥瞰図
池澤 夏樹
412201512X


いくつかの映画に関する池澤夏樹の批評や、彼自身が字幕翻訳などに関わったギリシャの『旅芸人の記録』(わたしは未見です)に関するエッセイなどが納められている。
テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX I
エヴァ・コタマニドゥ コスタス・パウロウ ヴァンゲリス・カザン
B0001FAGRQ


結構古い映画や文学的作品が多く取り上げられていて、わたしが観た映画とかぶる部分がそんなに多くはなかったのだが、それでもいくつかはわたしの観たことのある映画もとりあげられていて、自分の感想との違いや、気づかなかった点について、面白く思った。

中でも、『未知との遭遇』未知との遭遇【ファイナル・カット版】
リチャード・ドレイファス フランソワ・トリュフォー スティーブン・スピルバーグ
B0006TPFEG


この映画の楽観を、過去に植民地時代に南アメリカやタヒチの原住民がたどった歴史のことと比較して、シニカルに批評しているところを面白く読んだ。「キャバレーの電飾」のような宇宙船できて、「小田急の警笛」のような音楽で意思疎通、とか、辛口満載で愉快。

その他、『愛と哀しみの果て』愛と哀しみの果て (ユニバーサル・セレクション2008年第3弾) 【初回生産限定】に関しても、そのアフリカの風景について、そして、カレンとデニスの関係が、アフリカという土地を挟んでの三角関係だったととらえているところが、なるほど、と思ったのだった。



posted by mymble at 09:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画に関する本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by カルティエ at 2013年08月03日 13:23
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